根室半島チャシ跡群

北 海 道


所 在 地
通   称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺   構
指定文化財
再 建 造 物
訪 問 日


北海道根室市

面崖式チャシ等
16~18世紀


空堀
国の史跡

2016年7月4日

「チャシ」はアイヌ語で「柵囲い」を意味し、砦、祭祀の場、見張り場など多目的な用途で使われていたとされます。北海道でチャシ跡は500か所ほど確認されており、根室市内には32か所のチャシ跡が残り、うち24か所は「根室半島チャシ跡群」として国指定史跡に指定されています。根室市内のチャシ跡が築かれた正確な年代は不明ですが、16~18世紀頃とされています。
根室市内のチャシ跡は、海を臨む崖上に、半円形や方形の壕を巡らした「面崖式」のチャシ跡が多く、壕を組み合わせた大規模なものが多いことで知られています。

ノツカマフ1号・2号チャシの平面図

ノツカマフ1号・2号チャシへ向かいます

ノツカマフ1号チャシ

ノツカマフ1号チャシの空濠がよく確認できます

ノツカマフ2号チャシです

ノツカマフ1号・2号チャシは断崖の上に築造されています

ヲンネモトチャシです

ヲンネモトチャシの突端部です

ヲンネモトチャシも崖上です