上 田 城

長 野 県


所 在 地
通   称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺   構
指定文化財

再 建 造 物
訪 問 日


長野県上田市二の丸
尼ケ淵城、真田城
梯郭式平城
1583年(天正11年)
真田昌幸

櫓、石垣、土塁、堀
長野県宝:南櫓、北櫓、西櫓 
国の史跡

2009年4月11日

上田城は旧武田家の家臣真田昌幸が1583年に千曲川沿いに築いた城で、徳川軍の二度に亘る攻撃を退けたことで有名です。この二度目の戦いは、関が原の戦いに向かう徳川秀忠軍を阻止したもので、関が原の敗者西軍に加担したとして、真田昌幸・幸村父子は紀州九度山に軟禁され、上田城は破壊されました。
代わって徳川軍側に付いていた真田信之が父の領地を継承し上田藩主となります。
1622年に真田氏が松代に移封され、仙石忠政が上田に入り1626年から上田城の再建を始めます。
1628年に忠政が亡くなり工事が中断してから、仙石氏の三代、続いて城主となった松平氏においても再建されることはありませんでした。
1874年の廃藩置県により廃城となり、上田城の土地建物は民間に払い下げられ、櫓などの一部は解体、売却移築され、その後市民運動で買い戻されて復元されました。現在の南櫓と北櫓がそれで、県の文化財に指定されています。

南櫓、東虎口櫓門、北櫓

真田石(直径3m)

真田神社

本丸土塁の隅おとし

南本丸跡

本丸跡

鐘楼

西櫓への上り口

西櫓の石積み

西櫓

隅櫓跡から西櫓を望む

隅櫓跡から

尼ケ淵側の石積み(野面積み)

南櫓と石積み

南櫓の石積み

上田城跡駐車場からの南櫓と東虎口櫓門