小 谷 城

滋 賀 県


所 在 地
通   称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺   構
指定文化財
再 建 造 物
訪 問 日


滋賀県長浜市湖北町伊部
小谷城(おだにじょう)
梯郭式山城
1524年
浅井亮政(あざいすけまさ)
浅井氏
曲輪、空堀、土塁、石垣
国の史跡

2013年5月3日

小谷城は、長浜市の小谷山(495m)にあり、浅井(あざい)家が三代にわたって居城としていました。築城は1524年ごろで、中世三大山城のひとつです。
湖北の大名・浅井長政と織田信長の妹で戦国一の美女といわれたお市の方、その間に生まれた3人の娘・浅井三姉妹(茶々、初、江)ゆかりの城です。城跡からは琵琶湖や湖北の地を一望することができます。
織田信長との4年間に亘る戦いで浅井家が滅んだ後、羽柴(豊臣)秀吉に与えられましたが、秀吉は今浜(現在の長浜)に城を築いたために、そのまま廃城となってしまいました。小谷山全山におよぶ城跡の遺構から、当時の面影を偲ぶとともに、お市の方と3人の娘たちの生涯に思いをはせます。
自然の地形を利用して、東西の尾根づたいに各郭が配置され、本丸、大広間跡などから建物の礎石が出土しました。最頂部の大獄(おおずく)(495m)にも土塁が残っています。清水谷には、平時における浅井氏と家臣たちの館跡があります。昭和12年(1937)、国の史跡に指定されています。

小谷城駐車場から番所跡駐車場まではバスを利用します
この小谷城バスは料金往復500円です
本丸までのボランティアガイド付きとなっています

番所跡で追手道と合流します

番所跡 小谷城の主要部への入口に位置します

お茶屋前からの眺望 伊吹山が見えます

御馬屋跡

馬洗池

首据石 敵方に内通した今井秀信の首を置いたといわれる岩

桜馬場

桜馬場からの眺望 前方に虎御前山を見下ろす

黒金門跡

大広間跡

本丸の石垣

大広間の井戸跡

本丸 南北二段の構造で北側上段に櫓が建っていたと考えられる

大堀切を本丸から見下ろす

刀洗池

京極丸跡 京極氏の屋敷跡

小丸跡 二代城主久政が引退後に居住した所と考えられている

大石垣 山王丸の東側に現存する石垣

山王丸跡

山王丸の石垣

御局屋敷跡

赤尾屋敷の浅井長政自刃の地の石碑

望笙峠の展望所

林道脇にあった巨岩

出丸跡への登路

入口駐車場までもう僅か