松 江 城

島 根 県


所 在 地
通   称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺   構
指定文化財
再 建 造 物
訪 問 日


島根県松江市殿町
千鳥城
輪郭連郭複合式平山城
1611年(慶長16年)
堀尾忠氏
京極忠高
現存天守、石垣、堀
国宝:天守、国の史跡跡
櫓、門、橋
2008年7月26日

関が原の戦いで功績があった堀尾忠氏は、24万石で月山富田城(島根県安来市広瀬町)に入封され松江藩ができましたが、城下町を作ることが困難な山城であったため、1607年から現在の地に松江城の築造を開始し、1611年に完成しました。堀尾氏は、3代忠晴に後継者が無く、1633年の忠晴没後に改易となってしまいます。
1634年に京極忠高が若狭国小浜藩から入封され、三の丸の改修を行い全容が完成します。
1637年に忠高も嗣子が無く没したため改易され、1638年に信濃国松本藩から松平直政が入封され明治維新まで続きます。
1871年に廃藩置県により廃城が決まり、1873年には廃城令が公布されて、天守を除く建物は全て撤去され、天守も売却されることになりましたが、有志の運動により保存されることになり現在に至ります。
我国で築城当時の状態で現存する12箇所の天守のうちの一つです。