大分府内城

大 分 県


所 在 地
通   称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺   構
指定文化財
再 建 造 物
訪 問 日


大分県大分市荷揚町
荷揚城、白雉城、大分城
梯郭式平城
慶長2年(1597年)
福原直高
竹中重利
櫓2棟、石垣、堀、土塀
大分県指定史跡
櫓、門、橋
2017年3月12日

慶長2年(1597年)、福原直高が府内に入封後、築城を開始、同4年(1599年)に望楼型の四重天守が築かれました。関ヶ原の戦い後、竹中重利が創建当初の天守を新式の層塔型へと改めるなどの大改修を行いました。
北方は海、東方は大分川に面した縄張で、本丸、二の丸、山里丸、北の丸が梯郭式に配されました。寛保3年(1743年)に城下からの出火により天守ほか多くの建物が焼失し、以後天守は再建されず、焼失を免れた着到櫓も戦災によって失われました。
現在の建物は宗門櫓と人質櫓のみですが、戦後、西の丸西南隅櫓、大手門、東の丸隅櫓、廊下橋が再建されました。