鹿児島城

鹿 児 島 県


所 在 地
通   称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺   構
指定文化財
再 建 造 物
訪 問 日


鹿児島県鹿児島市城山町
鶴丸城
平山城
慶長7年(1602年)
島津忠恒
島津吉貴
石垣、堀、石橋
鹿児島県史跡

2017年3月11日

鹿児島城は、島津家久が標高107mの城山東麓に築いた平城です。慶長6年(1601年)に築城工事を開始、その約10年後に完成しました。城山を背後におき、中世以来の館造りを踏襲した城構えでした。
本丸と二の丸が連郭式に並ぶだけのシンプルな縄張で、御楼門以外に天守も櫓もありませんでした。これは戦国期に領内に設置された多くの外城(支城)が外敵の侵入を防ぐことで、本城を要塞化する必要がなかったためのようです。
本丸に政庁と藩主の居館、表書院などが置かれ、二の丸に世継ぎや側室などの居館や庭園が設けられました。
城は元禄9年(1696年)に焼失、宝永4年(1707年)に再建されましたが、明治6年(1873年)、再び焼失してしまいました。