笠 間 城
茨 城 県
所 在 地
通 称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺 構
指定文化財
再 建 造 物
訪 問 日
茨城県笠間市笠間
-
山城
1219年(承久元年)
笠間時朝
蒲生郷成
空堀・石垣・土塁・緯度・移築櫓・門
なし
なし
2023年6月27日
笠間城は、笠間氏の初代、時朝の築城伝承を持ち、中世は笠間氏の居城として使用されました。
天正18(1590)年に笠間氏が没落すると、宇都宮氏家臣の玉生氏が、慶長3(1598)年には、蒲生郷成が城主となりました。この郷成が笠間城を近世城郭として変貌させたと考えられます。
近世は笠間藩の居城として機能し、政務の利便性のために下屋敷が建設された後も、山城部分は維持されました。
茨城県内では唯一本格的な石垣が築かれており、当時の姿を見ることができる貴重な史跡となっています。
常磐線友部駅から水戸線で笠間駅へ向かいます ワンマンカーです
笠間駅からはタクシーで笠間城の的場丸(千人溜り))まで上ってしまいます
的場丸から僅かで大手門跡です
野面積の石垣と思われます
あっという間に本丸に着きました 草が茫々です 全く手が入っていないようです
本丸には歌碑などが多数建立されていました
天守曲輪に向かいます
本丸を振り返ります
天守曲輪への入口部です 階段を登って行きます
「笠間城天主跡」の碑があります
更に階段が続きます
石垣などがかなり傷んでいます
天守曲輪(佐志能神社)へは、東日本大震災の影響で崩落の危険がありこれより先は立入禁止となっていました
天守曲輪へ上がる階段です
天守曲輪の石垣です 雑草が少ない季節なら、良く見えるかもしれません
天守台まで上がれず後ろ髪を引かれる思いですが、下山することにします
本丸に戻り佐白山山頂(182m・八幡台櫓跡)へ登ります
本丸を後に笠間城下屋敷跡へ向けて下山したつもりでしたが、道を間違え変なトンネルを通過し、的場丸に戻ってしまいました
仕方なく、タクシーで上ってきた道を下ります 大黒石です
坂本九氏が歌った「上を向いて歩こう」の歌碑です 氏は幼少時に笠間市に疎開していました
浅野家と笠間とは繋がりがありました 1980年に笠間市と赤穂市は姉妹都市として提携したようです。
かさま歴史交流館井筒屋本館です このまちのシンボルなのだそうです
笠間稲荷神社の大鳥居です 平日のためか参拝客はごく僅かです
桜門(萬世泰平門)といい、重層入母屋造の建物です
絵馬殿です 明治32年の建築です
絵馬殿の内部は、多くの絵馬が掛けられていました
拝殿を参拝します
立派な藤棚がありました 八重藤とのことで見たいものです
さざれ石と東門です 文化13(1816)年の再建です
笠間稲荷門前仲見世で「御猪口」を買ったお店です
100円で乗れる「かさま観光周遊バス」を知り、友部駅へ向かいました いろいろな見所を周遊するのでお気に入りになりました