彌彦神社(弥彦山)

新 潟 県


所 在 地
主 祭 神
神   体
社 格 等

創   建
本殿の様式
重要文化財
訪 問 日


新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦
天香山命(アメノカゴヤマノミコト)
弥彦山(神体山)
式内社(名神大)
越後国一宮、旧国幣中社
不詳
三間社流造
境内末社、十柱神社社殿
2014年6月23日

広々とした越後平野の中央に聳え立つ弥彦山の麓に鎮まります弥彦神社は、古くから「おやひこさま」と呼ばれ、心のふるさと、魂のよりどころとして多くの人から広く親しまれてきました。境内はうっ蒼たる樹林に覆われ、亭々たる老杉、古欅は見るからに神々しく、日本最古の万葉集には、弥彦神社を詠んだものが二首歌われています。
「伊夜比古おのれ神さび 青雲のたなびく日すら 小雨そぼ降る」 「伊夜比古 神の麓に今日らもか 鹿の伏すらむ皮衣きて 角つきながら」
御祭神は天香山命「アメノカゴヤマノミコト」で、神武天皇の命を受け、住民に海水から塩をつくる技術、漁、稲作など農耕術などの基礎を教えるなど、越後の開拓に力を注がれました。
神社の社殿は、明治の大火で炎上し、大正5年に再築されました。平成13年の平成大修営事業で、本殿の御屋根葺替え等85年ぶりの改築工事が行なわれました。

大鳥居

昭和57年に上越新幹線開通を記念して建てられました
高さは30m 上の額の大きさは畳12枚分です

一の鳥居

一の鳥居の太い柱は、地面から浮いています

御手洗川に架かる神様の渡る橋

神橋 欄干は一枚岩をくりぬいて作られています

参道の両側は杉の大木

津軽石 持って軽いと感じれば願いが叶うという

絵馬殿

絵馬殿の内部 立派な絵馬が奉納されていました

二の鳥居

二の鳥居の右側に御神木の椎木 かなりの老木でした

神馬舎の中の実物大の木彫りの馬

斎館(さいかん)

参集殿

楽舎(左)と舞殿

参道を進みます

摂末社 おやひこさまの子孫が祀られている社

随神門

回廊から拝殿

拝殿

鼓櫓 朝昼晩に太鼓が打ち鳴らされる

ロープウェイ駅までの送迎バス乗り場

万葉の道がロープウェイ乗り場まで続いています
杉の林の中を歩いていきます 何か荘厳な感じがします

弥彦観光ロープウェイ 山麓駅

山頂駅まで5分ほどです

ロープウェイ山頂駅の前に広がる展望 佐渡島が見えました

登山道が合流します

階段を登って奥宮へ向います

御神廟 天香山命と妃神熟穂屋姫命を祀る霊所です 弥彦山山頂

弥彦山山頂から寺泊方面

高倉下命(天香山命)一行が上陸した野積浜からの弥彦山

「弥彦神社御上陸地」の石碑を見つけるのに苦労しました
車で右往左往している中で、目敏い妻が見つけてくれました

弥彦線の弥彦駅 派手な色使いです