能 島 城

愛 媛 県


所 在 地
通   称
城郭の構造
築 城 年
築 城 者
主な改修者
遺   構
指定文化財
再 建 造 物
訪 問 日


愛媛県今治市

水軍城
南北朝時代
村上義弘?

本丸、二の丸、三の丸、出丸
国指定史跡
なし
2019年6月19日(遠望)


ブルーシートのところが被害箇所のようです

南北朝時代から戦国期にかけて、能島村上氏が居城とした代表的な海城の跡です。小島全体を城郭として利用した海城で、海の難所である宮ノ窪瀬戸を押さえる位置にあります。周囲は潮流が渦巻く最大の難所となっており、能島は天然の要塞とも言える城でした。近年の調査により、岩礁には船をつなぐための無数の柱穴が残り、郭の発掘調査では、多くの建物跡や生活に使われた土器や陶磁器が多く発見されました。戦時への備えはもちろんのこと、平時には、展開した多彩な海上活動の拠点であったと推測できます。
現在は、2018年西日本大雨災害による被害があり、上陸禁止となっているため、カレイ山展望公園からの遠望となりました。

カレイ山展望公園の展望台です

中央左から鶏島、能島、鯛崎島です

右端方向に村上水軍博物館があります

大島と伯方島を結ぶ「伯方・大島大橋」です

能島の周囲には渦潮が発生しています 拡大