津 観 音
三 重 県
所 在 地
山 号
宗 派
ご 本 尊
創 建 年
正 式 名
指定文化財
訪 問 日
三重県津市大門32番19号
恵日山
真言宗醍醐派
聖観世音菩薩 国府阿弥陀
(伝)和銅2年(709年)
別格本山 恵日山観音寺大宝院
観音堂(国登録有形文化財)ほか
2024年5月17日
恵日山 観音寺(通称「津観音」)は、浅草・大須と並んで日本三観音の一つに数えられる古刹です。庶民からは『津の観音さん』と親しまれ、その歴史は和銅2年(709)に本尊:聖観音菩薩像が伊勢国阿漕ヶ浦の漁師の網に救い上げられたのが始まりとされています。歴史ある多くの文化財と県内唯一の木造五重塔を所有し、宗教や宗派の壁を越えて常に庶民の心のよりどころとして、津のシンボル寺院であり続けています。
ご本尊の聖観音菩薩のほかにも多くの仏像が祀られているパワースポットとして知られ、なかでも『国府阿弥陀如来』は伊勢神宮:天照大神の本地仏とされ、この仏様に参詣しない伊勢参りのことを『片参り』と呼び、伊勢神宮と津観音の両方を参拝(両参り)する習慣がありました。大晦日から元旦には多くの参拝者が訪れ、他にも『鬼押さえ節分』をはじめ、津市最大のお祭りである『津まつり』や『つ七夕まつり』の会場として利用されるなど、一年を通して多くの人で賑わいます。
津城を見学後に訪れました 周辺の商店街は寂れていました
仁王門を潜ります 境内右には鐘楼も見えます
正面に観音堂が建ちます
地蔵菩薩像です
護摩堂です
ご本尊が安置されている観音堂です
五重塔の前では仮設舞台を作っていました 祭事でしょうか?