西 方 寺
神奈川県
所 在 地 | 神奈川県横浜市港北区新羽町 |
山 号 | 補陀洛山 |
宗 派 | 真言宗 |
ご 本 尊 | 阿弥陀如来坐像 |
創 建 年 | 建久年間(1190年) |
正 式 名 | 補陀洛山安養院西方寺 |
指定文化財 | 注大般涅槃経(国指定)本尊阿弥陀如来坐像(神奈川県指定)本堂、鐘楼、山門、観音堂ほか(横浜市指定) |
訪 問 日 | 2025年1月30日 |
西方寺に伝わる江戸時代の霊簿(過去帳)の題辞に西方寺は源頼朝卿の頃、建久年間(1190)に鎌倉の笹目と言う所に「補陀洛山、安養院、西方寺」として創建され、開山は大納言通憲公の息、醍醐覚洞院座主、東大寺の別当であった勝賢僧正であると記されているそうです。
西方寺は四季の花々が美しいことでも有名です。1月に咲く蝋梅は最も有名で、この時期は蝋梅の香りが境内を漂っています。続いて春にかけて椿、春のお彼岸には桜、モクレンやミモザの花が咲きます。夏にはアヤメ、ニッコウキスゲ、ツツジと続き、秋のお彼岸には赤、白、黄色、ピンクの曼殊沙華が参道の両脇を埋め尽くし、ライトアップも行われます。
西方寺の参道です
秋のお彼岸には参道の緑のところは曼殊沙華で埋め尽くされます
江戸末期に建てられた山門は横浜市指定文化財です
水屋です
宝永五(1708)年の建立といわれる鐘楼堂です
西方寺が移転してくる前からこの地にある十一面観音さまを祀る観音堂です
平成の大修理で茅葺きになった本堂は横浜市指定文化財です
西方寺は早春の蝋梅が有名で多くの方が見学に来られます
法事の控室に使用される客殿です