靖國神社
東京都
所 在 地 | 東京都千代田区九段北三丁目1-1 |
正式な名称 | 靖國神社 |
主 祭 神 | 護国の英霊 |
拝殿の構造 | 神明造銅板葺 |
拝殿の再建 | 明治2年(1869年) |
指定文化財 | - |
例 祭 | 春季例大祭・秋季例大祭・みたま祭ほか |
訪 問 日 | 2025年5月7日 |
拝殿です
靖國神社の起源は、明治2年(1869年)6月29日に建てられた招魂社(しょうこんしゃ)に遡ります。
当時の日本は、近代国家として大きく生まれ変わろうとする歴史的大変革(明治維新)の過程にあり、そうした大変革は一方において国内に不幸な戦い(戊辰の役)を生み、近代国家建設のために尽力した多くの同志の尊い命が失われる結果となりました。
そこで明治天皇は、国家のために一命を捧げられたこれらの人々の霊を慰め、その事績を後世に伝えようと、この地に招魂社を創建しました。招魂社はその後、明治12年(1879年)6月4日に「靖国神社」と改称されて、現在に至っています。
第一鳥居(大鳥居)
九段下駅から歩いてくると正面に巨大な鳥居が見えてきます
出征を見送る家族の像
国のために尊い一命を捧げた御祭神の家族が、我が子、兄弟、夫、父等を見送る際に抱かれた切ない愛慕の情を後世に伝えるものです
第二鳥居
明治20年(1887年)に建てられた第二鳥居は、青銅製の鳥居としては日本一の大きさを誇ります
神門(しんもん)
昭和9年(1934年)に建てられたもので、中央2つの扉には、直径1.5メートルの菊花の御紋章が取り付けられています
神門をくぐり拝殿に向かいます
中門鳥居
拝殿前の中門鳥居は平成18年(2006年)に建てられたもので、埼玉県産の檜(ひのき)が用いられています
拝殿と本殿
拝殿は明治34年(1901年)に建てられ、後方の本殿は明治5年(1872年)に建てられました その後本殿は昭和61年(1986年)から3年をかけて屋根を中心とした修築が施されました
東京都の桜の開花標本木
毎年、東京管区気象台はこの標本木(ソメイヨシノ)を調べて開花を発表します
能楽堂
この能楽堂は明治14年(1881年)に芝公園に建てられたものを昭和36年(1903年)に奉納、移築されたものです
能楽堂の舞台では神霊にご覧いただくための能や日本舞踊などの芸能が行われるようです
遊就館
靖国神社に鎮まる英霊の遺書や遺品をはじめ、英霊のまごころやその事績を今に伝える貴重な史・資料が展示されています
靖國会館
到着殿